現在、日本マクドナルドの社長トーマス・コウ氏に注目が集まっています!
きっかけは、2025年8月のポケモンカード配布に関するハッピーセット騒動。
転売目的の大量購入や食品ロスが発生したこの事態で、マクドナルド側の対策が甘いと非難の対象に。
その矛先は、海外出身者のトーマス・コウ氏に向けられ、食べ物を粗末にしない日本文化を理解していないからといった声が。
そこで、今回の記事では、このトーマス・コウ氏について、詳しく見ていきたいと思います。
タイトルは『マック社長は中国人国籍のトーマス・コウ!経歴・学歴や年収などwikiプロフィールも!』でお送りいたします。
【この記事でわかること】
- トーマス・コウ氏の経歴と業績
- トーマス・コウ氏の国籍と学歴
- トーマス・コウ氏の推定年収
マック社長のトーマス・コウはどんな人?経歴や業績を調査!
引用元:McDonald’s
トーマス・コウの経歴・プロフィール
トーマス・コウ氏は、中国本土ではなく香港出身の50歳です。
簡単な経歴をまとめると、
- 1975年7月16日生まれ
- 2000年2月:カールツァイスビジョン入社
- 2007年7月:ボストンコンサルティンググループ コンサルタント
- 2009年7月:同社プロジェクトリーダー
- 2010年10月:APMEA(アジア太平洋・中東・アフリカ)地域で、戦略・インサイト ディレクターとして入社
- 2012年4月:同地域での上級ディレクターに昇進
- 2013年4月:韓国で、戦略・インサイト担当 バイスプレジデント就任
- 2015年7月:日本で、戦略・インサイト部門VPとして活躍
- 2017年1月:マクドナルド本社(コーポレーション)の「高成長市場セグメント CFO」へ
- 2018年9月:マクドナルド、ポルトガルのマネージングディレクターに就任
- 2020年11月:マクドナルド コーポレーションの国際成長市場ユニット(アジア担当)のリーダーに
- 2024年3月:日本マクドナルドホールディングス(HD)の取締役に就任
- 2024年7月:日本マクドナルドの社長に就任
- 2024年3月25日:日本マクドナルドホールディングス(HD)の取締役から社長に昇格
参考:流通ニュース
流通ニュースの情報によれば、15歳で「カールツァイスビジョン」というドイツの有名なレンズメーカーに入社されています。
その後、コンサルタント業務を経て、マクドナルドへキャリア転身されたようですね。
それから、APMEA地域、韓国、日本、ポルトガル、国際本社と多国籍・多地域で豊富な経験を積まれたキャリアがあります。
トーマス・コウの業績
主な業績は、「ブランド」「メニュー・バリュー」「店舗開発・デジタル・人材(People)」という3つの柱を展開。
具体的には、2024年1月に約3割の商品を値上げ後も、来店客数は2.4%増加し、売上・利益ともに向上させた点が大きいです。
2025年12月期の決算状況をみると、
引用元:連結決算状況のお知らせ
トーマス・コウ氏の就任後、売上・利益・純利益すべてで過去最高を更新し、設定された中期経営計画の目標をすべて達成しています。
今回の騒動の対応はさておき、経営手腕においては、評価される部分が大きいのではないでしょうか。
マック社長は中国籍?トーマス・コウ氏の学歴等について
国籍は中国 or オーストラリア?
国籍は公表されていませんが、香港出身、オーストラリア育ちという経歴から、中国籍かオーストラリア籍ではないか、と言われています。
XのGrokの情報を見ても、
「日本マクドナルドの社長はトーマス・コウ氏で、香港出身、オーストラリア育ちです。国籍は公表されていませんが、香港は中国領のため「中国人」と見なされる場合があります。公式には確認されていません」
引用元:Grok
公式には確認できないと記載されています。
実際に、筆者が調べたかぎりでも、トーマス・コウ氏の国籍は判明しませんでした。
歴代のマック社長は、国籍が非公表の方が多いようですね。
国籍に捉われない幅広い人材が活躍する場、という企業意識が強いのかもしれません。
詳しい学歴は非公表
国籍と同様に、彼の学歴の方も、詳しく判明しませんでした。
15~16歳時点で、レンズメーカーに就職されていることから、学業の方も、そのメーカーの拠点近くで学ばれていた可能性があります。
あるいは、オーストラリアや米国の有力大学またはビジネススクールで学んだかもしれません。
学歴は不明ですが、今までのキャリアを踏まえると、相当優秀な学業実績があると予想されるでしょう。
マック社長のトーマス・コウ氏の推定年収はいくら?
IRBANKの情報によると、2024年12月期の役員報酬は3,300万円と記載されています。
ですが、基本給・賞与などの内訳はないため、それらを全て含めた推定年収は、億をこえるのではないかと予想されます。
役員報酬に関しては、実際にサイトの情報をみると、
となっています。
ただし、トーマス・コウ氏は、HDだけでなく傘下の「日本マクドナルド」の社長も兼任しています。
こうした点を踏まえると、3,300万円以上の役員報酬を得ていると予想され、推定年収もかなりの額ではないか、と考えられます。
ちなみに、飲食業界の役員報酬を見てみると、
- ゼンショー HD:3億8500万
- すかいらーくHD:1億1100万
- 日本KFC HD:1億100万
引用元:IR BANK
となります。
トーマス・コウ氏も、1億くらいはもらっているかもしれませんね。
まとめ
今回は『マック社長は中国人国籍のトーマス・コウ!経歴・学歴や年収などwikiプロフィールも!』を調査いたしました。
マック社長のトーマス・コウ氏は、国籍は不明ですが、香港出身の50歳であることがわかりました。
具体的な学歴は非公表で、詳しい来歴はわからないものの、若い頃からコンサルタントとして手腕を発揮されていたと予想されます。
日本マクドナルドホールディングスだけでなく、傘下の社長も兼任されている点から、経営に関する評価は高いと考えられます。
今回の騒動に関しても、コウ氏であれば、うまく収められるのではないでしょうか。
今後の活躍に、ぜひ期待したいですね。