様々な世界情勢で、エネルギー高騰が続いていますね。
「エネルギーバウチャー」という制度をご存じですか?
韓国やイギリス、フランスなどで行われている制度だそうです。
そこで今回のテーマはこちら!
「エネルギーバウチャー制度とは?申請者や対象者を調査!(日本)」です。
こちらの記事で分かること
- エネルギーバウチャー制度とは?日本で実施されている?
- エネルギーバウチャーの申請者や対象者は?
- 日本では電気・ガス代の補助金が再開
ぜひ、最後までご覧になってください。
エネルギーバウチャー制度とは?日本で実施されている?
エネルギーバウチャー制度とは
エネルギーバウチャーとは、貧困世帯を対象にエネルギー代金を一部保証する制度です。
バウチャーとは、政府からの補助金を事業者に分配することを指します。
サービスを受容する側(国民)の基準に基づいて、配分されます。
エネルギーバウチャー制度は日本では確認できず
エネルギーバウチャーはエネルギー代金を一部保証してくれるということで、ありがたい制度ですよね。
残念ながら日本ではエネルギーバウチャー制度は確認できませんでした…。
一部のブログやSNSでは、日本でもエネルギーバウチャー制度があると紹介されています。
しかし、自治体などの公的なサイトではそのような制度は見つかりません。
このため日本にはエネルギーバウチャー制度はないと考えた方が良いでしょう。
エネルギーバウチャー制度を実施している国
- 韓国
- イギリス
- フランス
エネルギーバウチャーの申請者や対象者は?
韓国のエネルギーバウチャーの対象者
今年も猛暑が予想されています。
そのため韓国では、2025年12月31日までエネルギーバウチャーの申請を受け付けるそうです。
エネルギーバウチャー制度の対象者(韓国の場合)
- 国民基礎生活法上、生計や医療等の給与のうち1つ以上の給与を受給
- 本人や家族が65歳以上
- 障害者・7歳以下の乳幼児・ひとり親家族・少年少女家庭のいずれかに該当
これらの対象者は、電気・都市ガスなどの告知書から金額を差し引いてもらえるようです。
また国民幸福カードを通じて、希望するエネルギー源を自由に決済する方法もあるとか。
申請をすると、2025年7月1日から2026年5月25日まで使用できます。
これまでは夏期・冬期と分けられていましたが、2025年からは支援金額が統合されました。
対象者はそれぞれの環境によって、年中自由に使えるように。
エネルギバウチャー世帯当たりの平均支援金額は、約36万7,000(約3万8,000円)ウォンです。
世帯数によって、29万5,200ウォンから70万1,300ウォンまで差等支給されます。
申請は福祉センターで受け付けているそうです。
また郵便・ファックス・オンライン申請も可能だとか。
支援金額は限られていますが、バウチャーを使うことができるのはありがたいですね!
イギリス・フランスのエネルギーバウチャー制度
イギリス・フランスのエネルギバウチャーもまた、韓国のように低所得世帯向けの制度です。
低所得世帯・高齢者・障害者・失業者などが、制度の対象者となります。
暖房費や電気代などのエネルギー料金を補助する支援制度です。
日本では電気・ガス代の補助金が再開
日本ではエネルギーバウチャー制度は確認できませんでした。
しかし、2025年7月から9月に「電気・ガス料金支援」の補助金が再開されます。
今年も猛暑で冷房機器の使用が多くなるため、それを補助するためのものです。
電気代補助の対象
- 低圧契約の一般家庭・企業
- 一般家庭で月260kWhの電気を利用した場合
- 2025年7月・9月は月520円補助
- 2025年8月は月624円補助
- 一般家庭で月260kWhの電気を利用した場合
ガス代補助の対象
- 年間契約料1,000万㎥未満の一般家庭・企業
- 一般家庭で月30㎥の都市ガスを利用した場合
- 2025年7月・9月は月240円補助
- 2025年8月は月300円補助
- 一般家庭で月30㎥の都市ガスを利用した場合
こちらの「電気・ガス料金支援」は、補助を受けるための申請は必要ありません。
契約中の電気会社・ガス会社が申請手続きを行ってくれます。
そのため、自動で補助金分が値引きされることになります。
まとめ
「エネルギーバウチャー制度とは?申請者や対象者を調査!(日本)」についてご紹介しました。
エネルギーバウチャーは、低所得帯などの対象者のエネルギー代金を一部保証してくれる制度です。
日本ではエネルギーバウチャー制度の確認はできませんでしたが…。
しかし、7月から9月に「電気・ガス料金支援」が再開されます。
補助金が出るのは、猛暑を乗り切る上で非常にありがたいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!