2025年の参議院議員選挙を前にして結成された新政党『チームみらい』
安野たかひろさんを党首とし、平均年齢35.5歳のメンバーで構成された、まさに新進気悦の政治家集団となります。
AIエンジニアでもある安野さんは、今までにないアプローチで、現在の政治に切り込みを入れる姿勢が伺えます。
ただ、既成概念に捉われないためか、世間では賛否両論の声が挙がっているようですね。
そこで、今回の記事は『チームみらいの評価や評判は?政策がやばい?怪しい噂や過去の炎上についても!』を詳しく調査したいと思います!
【この記事でわかること】
- “チームみらい”の評価や支持層
- “チームみらい”が支持される理由
- “チームみらい”の過去の炎上と弱点
チームみらいの評価や評判は?支持層や傾向について
引用元:チームみらい
主に若い世代を中心に評価が高い
調査したところ、「チームみらい」は、デジタル化の政策の注目度などから、若い世代の関心が高いと考えられます。
具体的には、20代~40代くらいまでの年齢層に支持される傾向にあるようです。
実際に、Xユーザーが作成した政策評価表を参考にしてみると、
引用元:PDさんのX投稿より
主な支持年齢層は、「20~40代中心」となっています。
その他に、チームみらいの特徴として、
- 支持層の傾向:教育関係者、保護者、新規層
- 支持地域の傾向:地方ではなく、都市部~郊外
といった点が指摘されています。
国民全体としての支持率は低いものの、新規勢力として、新しい世代の期待が高い政党であることがわかります。
学術系の支持率も高い
チームみらいは、大学などの学術系における支持率も高いです。
つまり、政党の理念や政策面は、学究的には評価される傾向にあるといえるでしょう。
たとえば、早稲田大学の研究所の公約評価によると、チームみらいは、他の政党を差し置いて、1位の評価となっています。
【#くらべてえらぶ 参院選2025のマニュフェスト評価】
- 1位:チームみらい 55点
- 2位:公明党 40点
- 3位:自民党/共産党 35点
- 4位:参政/立憲/国民民主/れいわ 25点
引用元:早稲田大学デモクラシー創造研究所
こうした評価から、チームみらいの政策は、政治的に理想的なものであるといえます。
そこで、チームみらいの今後の動向として、この政策を実際に実行できるかどうか、が問われるといえるでしょう。
チームみらいの評価や評判が高いのはなぜ?人気の理由は?
「チームみらい」が支持される理由として、大きく分けて以下の2点が挙げられます。
- 将来像・ビジョンが明確
- 政治の透明化を目指す
将来像・ビジョンが明確
チームみらいが、他の政党よりも評価される点として、将来像を非常に明確に示しているといえます。
代表的な理念として、「テクノロジーで政治をかえる」があります。
党首「安野たかひろ」さんのAIエンジニアの素質をよく表した理念だといえます。
ざっくり説明すると、デジタル化をすることで、古い体制を効率的に変革していく方法を提案しています。
引用元:チームみらいマニフェスト_要約版
現在の政治は、マイナンバーの変更手続きや役所の業務などからもわかる通り、デジタル化には程遠い政策を行っています。
この体制にメスを入れることで、税収の無駄使いや制度の再構築を目指すといったものとなります。
こうしたわかりやすい理念が、今までの政党とは違う魅力を持っているといえるでしょう。
政治の透明化を目指す
デジタル化によって、業務の効率化が図れる一方で、国民に「見える政治」を目指す点も評価されています。
たとえば、デジタルプラットフォームを構築することで、税収の使い道を誰でも閲覧可能できる体制を目指しています。
引用元:チームみらいマニフェスト_要約版
また、議員のクレジットカードや政党の口座をデジタル管理して、透明化を図る政策も掲げています。
政治資金の問題や議員の癒着のニュースが世間を騒がせている現状を思えば、非常に理想的な政策だといえますね。
以上のような方針が、支持層が今までにない期待を寄せる部分として大きいと考えられます。
チームみらいの怪しい噂や過去の炎上って何?
ただ「チームみらい」は、手放しで受け入れられているわけではありません。
たとえば、党首安野さんの喘息薬に関するX投稿で、過去に炎上騒ぎがありました。
一言でいうと、保険を適用する制度の判断基準が、一部の患者を無視したものと批判を浴びました。
問題の箇所はこちら。
『「予防にベストを尽くしている(普段から根本治療の薬を使っている)にも関わらず、発作を起こしてしまった方には、保険で対応」し「予防を全くしていない(普段は根本治療をしていない)にも関わらず、発作を起こしたときにその場しのぎの薬をもらう方は保険で対応しない」ということが出来ると、患者さんにとっても、医療費を負担する国民にとっても、よい制度になると考えています』
引用元:Togetter [トゥギャッター]より
「喘息の予防を全くしていない患者には、保険を適用しない」という点が、いきなり発作を起こす人などを切り捨てた政策だと炎上。
このように、チームみらいの政策にあるデジタル化による管理は、こうした「適切な患者」の判断基準をはっきりと決めにくい弱点があります。
つまり、デジタル化で基準を明確に決めることができるものの、その基準に漏れてしまう(でも救済が必要な)人たちのフォローはどうなるのかといった怖さがあります。
こうした弱点を、クリアにしていくことが、今後「チームみらい」に求められるものだといえるでしょう。
まとめ
今回は『チームみらいの評価や評判は?政策がやばい?怪しい噂や過去の炎上についても!』を特集しました!
チームみらいの政策はやばいものではなく、若い世代を中心に支持され、評価が高いということがわかりました。
AIなどのデジタル技術を導入し、日本の制度を刷新することを目指す政策は、学術的な界隈からの評価も高いようですね。
しかし、デジタル化による効率化や透明化は、基準を明確にできる利点があるものの、国民の柔軟な要求に対応できるのか不安視する声もあります。
今までにない政策は、未知のものであるがゆえに、期待と同時に手探り感も否めません。
その点に支持できるかどうかが、「チームみらい」の今後を左右するのではないでしょうか。