新国立競技場は2019年12月21日に、東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場として建設されました。
そのデザインや機能性については多くの関心が寄せられています。
特に「屋根はあるのか?」「開閉できるのか?」といった疑問を持つ方も多いようです。
そこで今回のテーマはこちら!
「新国立競技場の屋根はある?開閉できて閉まる噂や構造は?」です。
こちらの記事で分かること
- 新国立競技場の屋根はある?開閉できる?
- 新国立競技場の屋根・開閉式が見送られた理由は?
- 新国立競技場の屋根のメリット・デメリットは?
- 新国立競技場の屋根はどのように決定した?
ぜひ、最後までご覧になってください。
新国立競技場の屋根はある?開閉できる?
結論から言えば、新国立競技場には屋根があります。
しかし、完全に開閉できるタイプではありません。
屋根は片持ち構造で根元から先端まで約60メートル伸びており、観客席を覆う形になっています。
屋根の素材は鉄骨と木材を組み合わせた「ハイブリッド構造」。
外観的にも日本の伝統的な木造建築をイメージさせるデザインで、周囲の神宮外苑の景観とも調和しています。
ただしフィールド全体を覆う全天候型スタジアムではありません。
雨天時には一部の観客席が濡れる可能性も残されています。
そのため「完全に閉じる屋根を備えている」という噂は誤解といえるでしょう。
新国立競技場の屋根・開閉式が見送られた理由は?
実は、新国立競技場の初期計画には「開閉式屋根」の導入が検討されていました。
最終的に見送られた背景には、以下の理由があります。
新国立競技場の屋根が開閉式でない理由は?
- コストの問題
- 工期の制約
- 構造上の課題
コストの問題
開閉式屋根を導入するには、少なくとも260億円以上の追加費用が必要と試算されました。
費用が膨らむことを避けるため、開閉式は見送られることになったのです。
工期の制約
東京オリンピックに間に合わせるため、工期を短縮する必要がありました。
開閉式屋根を組み込むと構造が複雑になり、完成が遅れる懸念があったのです。
構造上の課題
巨大なスタジアムに可動式の屋根を設置するには、高度な技術とメンテナンスコストが不可欠です。
長期的な維持管理の難しさも、導入見送りの要因となりました。
新国立競技場の屋根のメリット・デメリットは?
屋根が固定式となった新国立競技場には、メリットとデメリットの両面があります。
メリット
- 天然芝の育成が可能
- 屋根の中央部分が開放されているため自然光がフィールドに届き、天然芝の健全な成長を助けます。
- 景観との調和
- 木材を使ったデザインは日本的な温もりを演出し、周囲の緑と調和しています。
- 美観と開放感
- トップライトから光を取り込む設計により、昼間は明るく自然な雰囲気に。
- 夜は星空の下でイベントを楽しめるという魅力があります。
デメリット
- 雨天時の影響
- フィールドや一部観客席が濡れてしまうため、快適さに欠ける場面もあります。
- 直射日光の問題
- 夏場には強い日差しが差し込み、観客や選手にとって暑さの負担となることがあります。
- メンテナンスの課題
- 固定式屋根でも、長期的な雨漏り対策や木材部分の劣化への対応が必要です。
新国立競技場の屋根はどのように決定した?
新国立競技場のデザインについては、紆余曲折があったことを覚えていますか?
屋根だけでなくデザインの変更など、決定に至るまでの経緯をご紹介します。
新国立競技場の屋根が決定するまで
- 初期デザインからの変更
- 隈研吾氏のデザイン採用
- コストと工期の制約
- 環境と機能の両立
初期デザインからの変更
当初は建築家ザハ・ハディド氏の斬新なデザインが採用されていました。
しかし、巨額の建設費や工期の問題から白紙撤回されています。
隈研吾氏のデザイン採用
最終的に、日本人建築家・隈研吾氏が設計を担当。
木材と鉄骨を融合させた「和のスタジアム」をコンセプトに、日本的な美を取り入れた屋根が決定しました。
コストと工期の制約
政府は東京オリンピックに間に合わせることを最優先とし、開閉式を削除。
結果として、工期を守りながら総工費を抑えることに成功しました。
環境と機能の両立
新国立競技場の屋根は、自然光と風を取り入れる構造です。
芝の育成や観客の快適性に、一定の配慮がされています。
まとめ
「新国立競技場の屋根はある?開閉できて閉まる噂や構造は?」についてご紹介しました。
新国立競技場には屋根はありますが、開閉することはできません。
天候が悪化した時のデメリットなどはありますが、日本独自の建築文化を反映した素晴らしいデザインです。
今後様々なイベントが開催されると思いますが、ぜひ一度行ってみたいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!